2007年09月10日

● ボット対策について

今回は、コンピューターウイルスの一種で、感染するとそのコンピューターを外部から
操ることを目的として作成されたプログラム「ボット」についてご案内いたします。
感染すると、外部からの指示を待ち、与えられた指示に従って内蔵された処理を実行します。
この動作が、ロボットに似ているところから、「ボット」「スパイボット」などと呼ばれているようです。


◎どのようにして感染するのでしょうか?

 ・メールの添付ファイル(ウイルス)の実行による感染
 ・不正な(ウイルスの埋め込まれた)Webページの参照による感染
 ・スパムメールに示されたリンク(URL)のクリックにより不正なサイトに導かれて感染
などなど。

◎ボット対策↓↓↓

 ・ウイルス対策ソフトやスパイウェア対策ソフトの導入と、
  それらのソフトが使用する定義ファイル等の定期的な更新
  および、定期的なウイルス検査を実施しましょう。

 ・見知らぬメールの添付ファイルは安易に開かないようににましょう。

 ・あきらかに不審なWebサイトの閲覧は控えましょう 。

 ・スパムメールなどのリンクはクリックしない 。

 ・インターネット接続での、ルータの利用や(パーソナル)ファイアウォールの導入と、
  それらの正しい設定・運用。

 ・コンピュータ上のOSやアプリケーションを常に最新状態にしておく。
  (Windows Updateの実行など)


◎ボットに感染しているかどうかを確認する方法↓↓↓

 https://www.ccc.go.jp/bot/index.html

上記のサイトでは、「駆除ツール」を使用してボットウイルスを駆除する手順が記載されています。
駆除方法に従って該当ファイルを削除して下さい。
※現在のところWindows Vistaには未対応となっておりますので、
 ツールのご利用はお控えください。


また、インターネットは今回のボットウイルスなどの
コンピュータウイルス以外にも危険が多く存在します。
詳細については以下の記事をご覧ください。

◎セキュリティ対策について↓↓↓
http://support.mediacat-blog.jp/c1048.html

Posted by MediaCatサポートスタッフ at 10:41